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すこやかレシピ

ウメ◎酸っぱい力で疲労回復

6月は梅雨の季節。梅雨の語源には諸説ありますが、5〜7月が梅の実が熟す時期であるからという説がある通り、ウメは今が旬です。ウメの原産は中国とされますが、正確な伝来時期は分かっていません。少なくとも江戸時代には、果実の栽培が行われていたようです。観賞用の花として万葉集に100種以上の歌が詠まれているほか、安土桃山時代には武士の保存食として梅干しが重宝されていたという記録があったりと、日本人にとってウメは古くからなじみの深い樹木です。

完熟する前の青いウメの実は、そのまま食べることはできません。青梅の種や果肉には青酸が含まれており、体内の酵素と反応するとシアン化水素が生成されて中毒症状を引き起こしてしまうからです。これを防ぐには、砂糖や塩、アルコールに漬けたり、加熱したりといった加工が必要です。

ウメといえば酸っぱさが特徴ですが、酸っぱさの元であるクエン酸、リンゴ酸、コハク酸などの有機酸が健康増進効果をもたらします。特にクエン酸は、体内で疲労物質の乳酸が作られることを抑えるなどの疲労回復効果があるとされています。また、酸っぱいものを食べると唾液の分泌が増えて消化が促進されるので、食欲増進の効果もあります。梅干しは塩分が高く腐敗防止効果もありますが、ウメに含まれる有機酸がその働きを助けます。

中国では漢方薬としても使われるウメ。完熟前の青梅を擦り潰し、加熱して作った「梅肉エキス」でも手軽に健康に良い成分を摂取することができます。爽やかな酸味で、どんよりした梅雨や暑い夏の疲れを吹き飛ばしましょう。


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